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日本の創造論の「権威」である宇佐美正海先生からも推薦の辞を戴いているようで
す。この本の内容は現状の創造論の置かれている科学界での地位と、そのまわりを
取り囲む神学的議論の最も初歩的な知識を、丁寧にかなり濃密に紹介しています。
内容が濃いので流し読みが出来ません。巻末には圧巻とも言える参考文献のリスト
があり読者はこれに従って最近出来たグーグル・スカラー
http://scholar.google.com/
を用いてオリジナルの文献をたっぷり手に入れることが出来ます。著者の基本スタ
ンスはもちろん神がこの世界をわずか6千年前に6日間で作られたというものです。
我々もそのスタンスを支持しています。その基本に従って、この本を読み進めなが
ら創造科学を支援するための自分に必要な情報を大量に自分のものとする事が出来
ます。その意味においてこれは素晴らしい本です。推薦をしている宇佐美氏もこれ
を創造論者の座右の書とするよう勧めています。

しかしながら、この本には一つだけ致命的な問題があります。それはこの本の信じ
られないような高い値段です。創造論の初歩の本にどうしてこんな値段を付けたの
かと不思議です。
この本の日本版が構想されたのは2001年の初め頃でありまして、それから翻訳作業
に取り掛かりましたが、SDA嵯峨野教会(http://257.teacup.com/newsda/bbs)
5月30日、6月18日報でも提示しましたように、この教会内部の深刻なミスマネジメ
ントの結果経済的被害を受けて福音社は実質上壊滅しました。しかし、出版機能だ
けは日本SDA教団が実態不明のまま引き継いでいます。それを利用して福音社と
いう名前を使って「ナルニア国物語」だの「岡藤武勇伝」だのという非宗教的な泡
沫出版物を出していました。そのラインの中にこの本が含まれてしまったと言うの
が遺憾とする所です。こういう本はもっと社会に普及して読者に読んでもらうため
にせめて価格は2、3千円以下に設定されるべきものです。どうしてこんな馬鹿馬
鹿しい高い値段をつけたのか理解が出来ませんでした。出版企画者や翻訳者もこの
件ではこの大ボケの教団出版責任者と何度かやりあったのだそうですが頑として言
うことを聞かなかったのだそうです。
出版者の無神経さに失望させられますが、内容は失望させられません。6000円と言
う高さは私からお詫びしますので、もしよろしければお買い求め下さい。それとは
別に私はこの本の価格を2000円に再設定するように陳情活動は出来ないものかと考
えています。よいアイデアがありましたら、広く受けますのでよろしく示唆下さい。
タイトル: オリジンズ 起源
著者: アリエル・A・ロス
訳者: 山本哲也
ISBN4-89222-208-9
価格: 6000円(日キ販)
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