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管理人様へ

 投稿者:吉野真一  投稿日:2007年 5月20日(日)19時57分57秒
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  私のような若輩に、満足な議論など出来よう筈もありませんが、思うところを述べさせていただきます。

「私は進化論が絶対に正しいとは申しません」と述べたのは、それが自然科学の範疇にあるからです。私が師事した恩師は常に「自然科学を学ぶならば既存の知識はまず疑ってかかれ。既存の知を覆されることを恐れるな」と語っておられました。科学の世界は日進月歩しており、「過去においてどれほど確信を持って語られようと、新たな(より正確な)成果を伴う理論の前には道を譲らざるを得ないのだ」と。「進化論」を例にとるならば、ダーウィンが提唱したそれと現代の主流である論は完全に同じではありません。


>しかし、進化論の発祥の原点には「生き物が神の6日間の創造
>によってできたということは絶対にありえない」という主張から出発しています。

これは認識が違うように思います。
少なくとも「種の起源」を著して「進化論」を世に出したダーウィン(そしてウォーレス)はそのようなことを考えてはいなかったでしょう。
進化論の発祥の原点は「生物が多種多様に変化発展している状況は『進化』という概念を用いることによって理解することが可能である」という主張であると考えます。結果として聖書の記述とは相違が生じてしまっていますが、これを否定することが目的ではないでしょう。

>進化論者が自らの知識を絶対に正しいとふりかぶることはなくても、神の創造を否
>定する所に始まったという所に問題があるのです。

管理人様は本質は同じとお考えかもしれませんが、私は大きな違いだと思います。


>一方、創造論は一般に神がこの世界と生き物を一日のうちに作られたということが
>正しいと主張します。

>それは聖書の記述に基づくのであるから、科学的考証による
>のではありません。

「創造論の主張は聖書の記述に基づくものであり、科学的考証を経ていない」ということですね。

>「神の創造は絶対に正しい」という主張から
>出発していないということです。創造科学の特徴は、聖書の記述は一旦横において、
>自然科学現象や生物の観察により聖書の記述が説明できるかどうかをシリアスに検
>証する科学です。

これに対し「創造科学は事象の観察を通じて聖書の記述についての説明を試みこれを検証する」ということで宜しいでしょうか。

私はここで、できるかどうかの「検証」の対象となるものが何か、というところが気になるのです。「検証」の結果がネガティブであったときに、「説明」のみが捨象され、「聖書の記述」については否定されることが無いのであれば、それは「科学」でしょうか。なんとなれば「進化論」もまた事象の観察を通じてなされた理論(説明)です。それは「聖書の記述」を説明するものではありませんが(そして否定的ではありますが)、科学の世界でシリアスな検証を受けてこれをクリアしてきています。もちろん完璧にではありませんが、それが科学である以上当然のことと理解します。
「神の創造は絶対に正しいという主張から出発していない」のであっても、必ずそこに行き着くことが前提であって覆ることが無いのなら、果たしてそれは「科学」なのだろうかと思えてしまうのです。

>神のなされた業から事実を演繹する人は創造科学を支援しているのです。

これは前段の“「神の創造は絶対に正しい」という主張から出発していないということです”という記述と矛盾しませんでしょうか。

この掲示板のローカルルールに抵触してしまったかもしれません。批判的意見となってしまったことについて謝罪します。
信仰の上で「創造論」を語られることを否定するものではありません。生命は神が創り賜うたものであると信じ、それを拠りどころとして「正しく」生きようとすることは一面で正しい生き方でしょう。人生に意味を見出せることに優る喜びは無いと思います。また、自然に目を向けるとき、その見事な調和に感動を覚え、そこに神を感じるひともあるでしょう。事実として、地球最初の生命の誕生はまだほとんど謎のままです(誤解のないように申し添えますが、「進化」は「最初の生命の発生」について述べることは目的としておりません)から、そこには様々な意見があっていいでしょう。

>おそらく真摯な人が進化論を極めようとすると、いずれは創造科学の道にゆくので
>はないかと思えます。

それについてはわかりませんが、進化論を研究する人が、「創造論が否定された」として神を捨てるとは私には思えません。
 
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